脳卒中は、突然の発作に襲われるケースが多いのですが、それ以前に、脳卒中特有の、何らかのきざしがよくあるものです。
実は、それは前兆というより、自覚症状としては軽いものですが脳卒中が発症しているのです。
ですからそれを見逃さず、再発作を防ぐための手を打つ事は大変重要なのです。
そこで、「どんな症状がでたら脳卒中を疑えばいいのか?」が大切になるのです。
以下にあげたチェック項目を見て、当てはまっていたら医者にかかりましょう。
・めまい
立っていられない、フラフラするというような症状があります。
めまいの中でも、天井がグルグル回るような回転性のめまいは脳卒中を疑いましょう。
また脱力感や手足のしびれ、物がダブって見える場合も脳卒中を疑いましょう。
・吐き気を伴う頭痛
脳卒中の場合の頭痛は、その痛みの強さが、通常のものとはかなり違っています。
よく「ハンマーでたたかれたような痛み」と言われる痛みがありますが、こうした場合、吐き気を伴います。
・しびれ
顔や同じ側の手足が急にしびれたようになる場合、脳卒中の発作の疑いが濃厚です。
・脱力感
急に右左のどちらか半身の力が自分では気づかないうちに抜けてしまいます。
当然、手に持っているものを落としてしまったりします。
・視野障害
片方の目が見えなくなる、視野の半分あるいは一部が欠けます。
ものが二重に見える場合もあります。
・言語障害
話したいのに、急に言葉が出なくなる
舌が回らず、ろれつがまわらずうまく話せない。
いずれも、脳卒中の発作の疑いが濃厚です。
・食べられない
食べ物が一時的に飲み込めない。
・歩行障害
足がもつれて歩けない。
・物忘れ
にわかに物忘れがひどくなる。
これらの症状が全部出るわけではないし、症状が続く時間も短いことが多いです。
だいたいはは5~15分くらいです。
24時間以内に症状が消えると、「一過性脳虚血発作」といわれるものにあたります。
時間が短いから気づきにくいけど、異常は脳卒中が原因となっている可能性があります。
こういったきざし(前触れ発作)があったら、速やかに病院で見てもらうことが大切です。