脳卒中の発症がでる部位で、後遺症がさまざまです。
脳卒中の発症後に起きる後遺症の症状を、ダメージを受けた脳の部位によって書いてみます。
以下に挙げるのが各部位と代表的な症状です。
・左大脳の障害部位
左大脳は論理的な脳を言われますが、言語と理論を用いて思考したり、記憶したり、計算をしたりする脳です。
左大脳が脳卒中でダメージを受けた場合は次のような症状があらわれます。
右半身の運動障害/左側の視野の障害/右半身の感覚障害/失語症など。
・右大脳の障害部位
右大脳は見たり感じたことを、直感的に記憶します。
右大脳とは、本能的能力から発達した脳でイメージでとらえます。
脳卒中でこの部分にダメージを受けた場合あらわれるのは次のような症状です。
左半身の運動障害/右側の視野の障害/左半身の感覚障害など。
・小脳の障害部位
小脳は、身体の動きのバランスをつかさどるところです。
脳卒中で小脳にダメージを受けた場合あらわれる症状は、身体の筋肉どうしの連携ができなくなり、平衡感覚が狂うことです。
・脳幹の障害部位
脳幹は、大脳や小脳からの神経線維がまとまって脊髄につながる部位です。
ですから、脳幹は生命を維持するための中枢です。
脳幹に脳卒中が発症した場合、四肢がマヒしたり、昏睡状態に陥ったり、呼吸も困難になったりします。
かなりの場合、死に至るなど深刻な結果をもたらします。
・大脳深部(海馬、視床など)の障害部位
大脳深部は、人間の記憶に重要な役割を果たしています。
大脳深部でこの部分にダメージを受けた場合、記憶障害が生じます。
片側が損傷されたときは症状は比較的軽く、両側が損傷されたときに重篤な記憶障害が生じます。