タバコと脳卒中の関係はどうでしょうか?
タバコは、とにかく健康にはかなり害があるようです。
「タバコによるくも膜下出血のリスクは男性で3.6倍になる」という報告は、厚生労働省研究班によるタバコと脳卒中のリスクの関係を調べた研究した結果です。
その研究は、喫煙習慣のある人とタバコを吸ったことがない人を比べました。
喫煙習慣のある人のグループは、脳卒中のリスクが男女とも高く、ない人のグループに比べ、男性で1.3倍、女性で2倍に達するという結果が出ています。
欧米でも、昔からタバコが脳梗塞の危険因子であると報告されていました。
国内の脳卒中の研究でも、1日20本以上のタバコを吸うことが、脳梗塞の危険因子になることが発表されました。
また、ラクナ梗塞との関連があるという結果も発表されました。
さらに、喫煙はアテローム血栓性脳梗塞や、一過性脳虚血発作を起こす、頚動脈病変と関連づける報告も数多く寄せられたとのことです。
これらの結果を合わせると、喫煙と脳卒中には深い因果関係があると考えずにはいられません。
喫煙の害があることはわかっている!!
では、喫煙を止めた場合には、脳卒中のリスクを免れるのでしょうか。
そう、これが大事ですね。(^^
安心してください。 望みはあります。
たとえ喫煙者でも、禁煙して数年たてば、脳卒中発症のリスクはだんだん下がり始めるといわれています。
ですから、今すぐに禁煙すれば、かなりリスクを減らせるのです。
日本人男性の間では喫煙率が50%程度と非常に高いです。
ですから、禁煙をすれば、かなり多数の脳卒中が予防できる計算になります。
近年、愛煙家の社会的な地位はかなり危うくなってきました。
この際、脳卒中のリスクを考え、「禁煙家」に宗旨替えするのもいいことかもしれません。