肥満と言っても、ダイエットの話ではなく、メタボリックシンドロームの話です。
昨今、TVなどでもよく取り上げられるメタボリックシンドロームが、いろいろな生活習慣病を引き起こすことが、知られています。
その中でも脳卒中とは深い関連があるようです。
メタボリックはつまり内臓の周りに内臓脂肪が蓄積されます。
この内臓脂肪が、動脈硬化のほか高血圧、肥満症、糖尿病、高脂血症などに発展します。
つまり、メタボリックシンドロームがそのまま脳卒中への結びついてくると考えることができるのです。
肥満度指数(BMI)はご存知ですか?
BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められる数値です。
このBMIが25以上で肥満体形ということになります。
ただしBMIと血圧は比例関係にありますが、BMIの数値だけでは腹部内蔵型肥満は分かりません。
ですからCTスキャンを使ったり、体脂肪率を算出したりして判定します。
最近の脂肪組織の研究では、内臓脂肪がたまるときの分泌異常は、血栓症を引き起こすことがはっきりしてきました。
血栓症は、脳卒中につながります。
また、元々脳卒中は中年以後の方の病気と思われていましたが、最近は若い世代にもかなり増えています。
この脳卒中の増加の主な原因は、一つは運動不足があげられます。
また、過剰に塩分を摂取して、カロリーはオーバーするといった食事内容が欧米化してきたことにもよるものと考えられます。
過剰な塩分を取ることは高血圧につながりますし、カロリーオーバーは当然肥満につながります。
適度な運動をすること、そして食事の量とバランスを考えて、肥満をしないことは、脳卒中の危険から遠ざかるための第一歩なのです。