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脳卒中 後遺症

脳卒中は死亡率が高い非常に恐い病気です。

しかし、さらに脳卒中で恐ろしいのは、発症後死を免れても、何らかの後遺症が残ることが多いのです。

主な後遺症としては、身体のマヒや言語障害などが知られています。

しかし、それ以外でもおこります。

脳卒中が発症したのが脳のどの部位が壊死するかによって、その脳に部位がつかさどる働きに障害がでてきます。


脳卒中の後遺症の中でも一番有名なのが半身マヒです。

半身マヒは、脳の左右のどちらかで壊死が起こると、その側の体にマヒが起こります。

首で神経が交差しているので首から上なら脳と同じで、首から下なら脳と逆に部分がマヒします。

それが、程度によりますが、手だけだったり足だけだったりしますし、左右半身全部の運動神経がマヒすることもあります。

 

他にもさまざまな障害が脳卒中のために起こります。


失認というのは、感覚器は完全なのに大脳の一部の障害で、対象を認識できない状態です。

その部位によって聴覚失認・視覚失認・触覚失認などに分けられます。


失行というのは、大脳皮質の一定部位が破壊されることで起こり、意志的な行為がうまくできなくなる症状をいいます。


言語障害は、主に脳の側頭葉と前頭葉が障害を受けて起こります。

側頭葉(聴覚、嗅覚、味覚)に障害が現れると、ウェルニッケ失語といい、言葉を聞いて理解する力が衰え、相手との会話が成り立たなくなります。

前頭葉(思考、判断、計算)に障害を受けますと、ブローカー失語といい、頭では言葉を理解できているのに、話そうとすると言葉にならなくなります。


他にも、痛みあるいは無感覚、視野、排泄、嚥下、感覚にわたるさまざまな障害も、脳卒中のために起こる後遺症です。

 

脳卒中の後遺症の知識を深めることは重要です。

脳卒中の後遺症には、病後のリハビリでの努力で回復が期待できるものも少なくないのです。

そうした知識が、患者本人も家族も含めて、脳卒中の後遺症とつきあっていく心を支えてくれるはずです。


 

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