脳ドックを聞いたことはありますか?
「人間ドック」という言葉は全国に有名ですが、「脳ドック」と聞いても、イメージのわかない人は、少なくないでしょう。
でも、脳ドックは脳疾患を防ぐとても大切なシステムです。
現在ハイテク医療が積極的に現場に導入されていますね。
その中で脳ドックは脳卒中予防の分野でも、確固たる地位を築いています。
脳ドックとは、MRI、すなわち磁気共鳴画像検査を中心に行われます。
MRIとそれに伴う血管撮影(MRA)等の画像検査がまずあります。
それに、血液検査をして、医師の問診により、脳卒中のきざしを発見して、予防しようというシステムです。
MRIは、脳内の血液分布を調べるため、外から強力な磁場をかけて、高解像度で脳組織の密度差を画像にします。
MRI検査は、寝ているだけでできます。
MRIの画像を脳神経科の専門医が分析します。
脳神経科の専門医が見て、出血している部位や血流が止まっている部位を、脳卒中の発症以前に見つけることができます。
脳卒中の中でも、危険度の高いくも膜下出血は脳血管の一部が膨らんだ脳動脈瘤が破裂して起こります。
この脳動脈瘤が、MRI・MRAを利用することにより、破裂する前に見つけて、脳卒中に発展する前に予防処置をとることが可能なのです。
素晴らしいですね。これまで、くも膜下出血は発症してからの対処が中心にされてきましたが、脳ドックでそれを事前に予防ができるのです。
幸運なことに日本では、病院への普及率が諸外国に比較して高く、MRI・MRAによる検査は積極的に行われています。
費用は5万円前後からいろいろありますが、放射線を使わないので被爆の心配もありません。
脳卒中が心配な方、特に高齢者は、機会があればぜひ受けておきたい検査ですね。
脳ドックをあなたにお勧めします。